やらずに後悔はしたくない|SDアドバイザーズ高木が語る経営18年の哲学

デフォルト画像

SDアドバイザーズ代表の高木は、2008年に妻と2人で会社を立ち上げました。くしくもその年はリーマンショックの時期です。そんな逆境の中、特別な資金も強力な後ろ盾もなく、目の前の仕事を一つひとつ積み上げることで成長してきた18年間でした。

今回は、その創業の歩みと、経営者として変わらず大切にしてきた考え方についてインタビューしました。事業承継・M&Aを通じてグループ経営に取り組む高木が、どんな人物なのかを知っていただける内容です。

創業当初――妻と2人から始めた18年前

妻と2人、自分が現場に出ながらのスタートでした。社員も取引先も、派手な仕掛けではなく、信頼の積み重ねによって少しづつ広がっていきました。

── 創業当初はどのような状況でしたか。

最初は自分と妻の2人でした。妻が経理を担当してくれていて、私が現場に出る形でスタートしました。私自身もバリバリ動いていましたね。前職ではプロジェクトマネージャーとして動いていましたが、創業当初はプロジェクトマネージャーを補佐するような動き方が多かったです。管理する仕事が得意で、そこで力を発揮していました。

── その後、どのように社員と取引先が増えていったんですか。

人については急激に増えたわけではなく、少しずつ入ってきてくれた感じです。求人広告や紹介で人が集まりました。リファラル採用(社員の紹介による採用)も多かったですね。

取引先はほぼ紹介です。新規の営業開拓を積極的にやろうとしたことは一度もないんです。SDアドバイザーズは証券向けのシステム開発が強い会社で、お客様は証券会社が中心です。取引先の社員が転職して、その転職先から声をかけていただくというパターンが結構ありました。同業界への転職が多い業界ですし、我々の強みも明確なので、そういう形でお声がけいただけるんだと思っています。

── 証券系に強いのはいつ頃からですか。

最初からです。前の会社でも証券関係の仕事をしていたこともそうですし、私個人が証券が好きなんです(笑)
興味があるから自然と勉強して、証券商品そのものへの理解も、裏側にあるシステムへの理解も深めてきました。そういう積み重ねが強みにつながっていると思っています。

リーマンショックの年に創業――経営危機ゼロの理由

創業の年が2008年、リーマンショックの年と重なったのは偶然でした。周りが経営危機に陥る中で、なぜ乗り越えられたのか。考え方と大事にしている経営姿勢を聞きました。

── 創業から18年、経営危機はありましたか。

実はまったくなかったんです。創業が2008年でリーマンショックの年でした。周りは経営危機の会社ばかりでしたが、2人という身軽な規模だったので小回りがきいてなんとかなりました。逆に今の規模で同じ状況が来たらどうなんだろうと思います。あの時期に小さな規模でいられたのは運が良かったと思っています。

── 経営危機への備えとして、今やっていることはありますか。

純資産をコツコツ積み上げて、現預金をできるだけ多く持つことをすごく意識しています。具体的には2〜3か月分の月商を手元に持っておくようにしています

── 2〜3か月分の人件費ではなく、月商ですか。かなり大きい額ですね。

そうですね。それくらいあれば資金繰りのことを気にしすぎず、本業に集中できるんです。資金繰りは大事ですが、うまくやったからといって営業利益が増えるわけではありません。あくまで生き残りのための話です。だからこそ、資金繰りに時間と集中力を取られないようにして、本業で利益を生み出すことに注力したいと思っています。

18年間変わらないこと――「やらずに後悔はしたくない」という判断基準

几帳面で堅実な印象がある高木ですが、その18年間は意外にも挑戦に満ちたものでした。

── 経営者として18年間、変わらず大切にしてきたことはありますか。

とにかくまず行動してみることですね。やらずに後悔することはしたくない。チャレンジして、それでだめだったら仕方ないよね、という考え方でやってきました。「これをやらなかったら後悔するだろうか」というのが、自分の判断基準になっています。

── 几帳面な印象があるので、少し意外な気がします。

そうですか?年齢を重ねるごとに、ますますこの想いは強くなっています。年齢を重ねるにつれて、使える時間は限られていると感じるようになったからかもしれません。

── 実際にやってみて、後悔したこともありますか。

やらなきゃよかった、なんでやっちゃったんだろうと思うことも結構ありますよ(笑)判断する前に緻密に考えたつもりではあるんですが、やると決めた瞬間に当事者になるので、考えの深さや見えてくるものが変わるんですよね。そこで出てくる問題を一つひとつ解決していく、その繰り返しです。それをやり切ると、不思議と「これでだめだったらもういっか」という気持ちになれます。
チャレンジしてみて、浮上する問題を徹底的につぶして、自信が出てくるところまでやり切るのが大切だと感じています。

おわりに

2人で始めた会社が、18年かけてグループ経営へと成長しました。着実に積み上げてきた歩みは一見派手さとは無縁かもしれません。しかしその実、高木の判断基準は「やらずに後悔はしたくない」というチャレンジに満ちたものでした。SDアドバイザーズはこれからも、グループ企業の経営者の方々とともに着実に、しかし挑戦に満ちた歩みをしていきたいと考えています。

4040 VISION

40人の社員がいる会社を
40社つくる

「うちの会社が該当するか分からない」
「まだ譲渡を決めたわけではないけど話だけ聞きたい」という方も大歓迎です。
  まずはお気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ お問い合わせはこちら
代表取締役 高木栄児